試作品製作はコスト削減の強い味方
「試作品」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか？ 製品が出来上がる前の“見本”を想像する方が多いでしょう。確かに、試作品を見ることで完成後のイメージを視覚的に捉えることが可能になります。
しかし、実は試作品には見本以外にも、製品製作のコスト削減に役立つ側面もあることをご存知ですか？ 以下では、試作品製作がコスト削減につながる理由と、無駄なく試作を行うためのノウハウを紹介します。
試作品製作で「コスト削減」が可能な理由
ひとつの製品を世に送る出すためには、さまざまな工程を経る必要があります。世の中のトレンドや研究成果をもとに、需要が見込める商品イメージを探し出す「情報収集」。商品を実際に設計する「開発設計」。量産するための設備を整える「生産準備」など……。数え上げればきりがありません。
特に生産の“核”となる「設計」は、多くの開発者が神経を使う工程と言えるでしょう。どんなに素晴らしいアイデアの商品も、イメージ通り組み上がらなければ実現は難しいからです。
しかし、ときには「図面通りうまく組み上がらない」という事態も発生します。試作品を製作しておけば、図面の不備を早い段階で確認できるため、膨大な製造過程から無駄を省くことが期待できます。また、コストがかかりやすい工程や、不要なコストを確認することも見込めるのです。
「試作品を外注する」となると、その分のコストを懸念する声もあるでしょう。しかし、試作を行うことで、今後発生しうる無駄な工程を見つけ出せるので、トータル的なコストを抑えられるかもしれないのです。
小ロット生産で無駄なく試作
試作品製作を活用して、生産コストを削減する――。そのこと自体は可能ですが、注意点もあります。それは試作を行う技術力や評価力の高い製作会社を選ぶことです。なぜなら、クオリティの低い製作会社の場合、後々発生するだろう不具合に試作品の製作段階で気づけない恐れがあるからです。そのため、試作品製作会社の選出は慎重に行う必要があると言えるでしょう。
また、試作品を“無駄なく”製作できるかも重要なポイントです。社内で試作品を見る場合、通常の生産活動のような“大量生産”は必要ない場合がほとんど。小ロットでの試作品製作に対応している会社に発注すれば、予算を無駄にせずに済みます
また、製作会社によっては、いわゆる“意匠モデル”に対応した試作品を製作することも可能。まだ世に出ていないオリジナリティあふれる製品の試作はもちろん、「試作品のパネルにLEDを使ってほしい」といった細かい注文に対応してくれる場合もあります。
迅速・正確な試作品製作はアートウインズに
アートウインズは、これまでさまざまな企業様の試作品製作に携わってきました。高い技術力を誇る社員が、製品イメージに近い試作品を製作することはもちろん、コストがかかる工程や無駄な工程をピックアップします。また、ヒアリングシートを用いてお客様の細かいご要望に応えることも可能。短納期の製作にも対応しておりますので、試作品製作のことならアートウインズに安心してお任せください。
